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~たった1曲がつないだ「勇気のバトン」~

ここのCDは、『勇気のバトン』『世界で一番素敵な言葉』という2曲を、2人の歌手が歌っているものです。

2015年に生まれた大田えりさんのオリジナルソング『勇気のバトン』。彼女はその翌年に難病を発症してしまい、2017年9月現在も、病院にて入院生活中です。

ところが、その歌声をYoutubeを通して聴いた天使くらぶの畑山芙美衣さんが、「この曲を広めたい!」と強く思われ、友人の歌手Keikoさんと共に、作曲者である安達充を訪ねてくれました。そうして、このCD制作プロジェクトが始まりました。

 

その中で畑山さんとKeikoさんが、同じく大田えりさんが歌っていた『世界で一番素敵な言葉』に感動し「この曲も伝えたい」と2曲の収録が決定。くしくも入院中の大田えりさんの夢が『世界で一番素敵な言葉』をレコーディングすることだったため、病室に機材一式を運んでのレコーディングが実現し、大田えりさん自身の願いも叶ったのでした。

 

「勇気のバトン 歌に乗せて 渡してあげよう お隣へ」という歌詞の通りに、1曲を通してバトンが一つ一つ手渡され、一人一人の夢が叶い、少しずつ世界に広がっています。そんなエネルギーあふれる2人の歌声を通して、あなたの夢もまた叶っていくことを願っています。

HAMという難病のために車イス生活をする中、1995年より「天使くらぶ」という活動を通して、人と人が出会う事の喜びや感動の共有を続けています。

2009年、へこたれそうになった時「応援するからもう少し頑張れ!」とたくさんの天使たちが舞い降りて来てくれると、天使くらぶの活動の枠を大きく広げてくれました。2011年、絵の中にいた天使たちがお人形になって飛び始め、るかちゃんと名前がつくと使命を持つようになって、2017年、親善大使として世界に飛び出そうと準備を始めました。

準備を始めた矢先、偶然知ることになった『勇気のバトン』に思いが重なり、るかちゃんと共に広めたいという思いから今回のCDが生まれていきました。

~プロフィール~

Keiko​

岡山県出身。都内や各地のクラブシンガーとして携わり、2012年には更なる音楽の幅を広げるべくNYに単身渡米。幸運なことに、レストランバーのシンガーとして在籍しパフォーマンスを行う。


帰国後は邦楽・洋楽とジャンルレスな活動を展開。2014年、指定難病の「多発性硬化症(MS)」と告げられ週一回の自己注射を開始する。


難病が認知向上することにより根治を願い、啓蒙活動を音楽と共に始める。認定NPO法人日本多発性硬化症協会と協力し学校でも歌声を届けている。

•難病患者団体 全国多発性硬化症友の会公認 【多発性硬化症大使】
•日本多発性硬化症協会【多発性硬化症大使】
•MSキャビン公認 【多発性硬化症大使】

https://ameblo.jp/keiko-keikoblog/

大田えり

神戸女学院大学音楽学部音楽学科声楽学科卒業。国内他、国際コンクール多数入賞。ソフィアフィルオーケストラのソリストとして、フルートコンチェルト、オペラにて同時出演。ハンブルク音楽院を経て、現地の教会ソリストとして活動中、東日本大震災への復興コンサート他、ドイツ、日本の病院で慰問コンサートに力を注ぐ。


近年では、東京ドームシティーホールにて闘病経験のある子供達やその兄弟との共演を経て、合唱団設立と後進育成を願っている。
2016年、難病のEDSを発病し、現在入院生活中。闘病中ではあるが「どんな状況であれ、声が出る限り私は歌手」という信念から、演奏活動は続行。


収録曲の『世界で一番素敵な言葉』は病室録音となった。オリジナルソング『勇気のバトン』を、児童合唱団との共演で歌うことが夢。

https://ellie-of-world.jimdo.com/
 

【CD制作の発起人】 天使くらぶ代表 畑山芙美衣(はたやま ふみえ) 

【『勇気のバトン』作曲者】ソングレターアーティスト 安達充(あだち みつる)  

たった一人のために曲を贈る「ソングレター®」という活動をしています。2014年から、音楽歴・ジャンルの異なる7人のアーティストが、それぞれ人生のテーマソングを歌う「アーティストフォーラム」というライブを開催するようになり、2015年に出演した大田えりさんのテーマソングとして『勇気のバトン』を作曲しました。

 

その時の動画が畑山さんの目にとまり、Keikoさんをご紹介いただいたことから、このCD制作が動き出しました。


大田えりさんは現在入院中ですが、彼女の歌声がまさにバトンとなって受け継がれ、世界に向かって羽ばたこうとしています。この曲を通して、そんな音楽の力があなたにも届くことを願っています。

http://www.adachi-mitsuru.jp/

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